はちみつは腐らない!?はちみつを長持ちさせる保存方法
「はちみつは、いつ位まで食べられるんだろう……」と思ったことはないでしょうか。
はちみつは、長期保存をすることができるので保存食としても重宝されている食品です。
ですが、いくら長期保存ができるといっても、風味や品質の変化は気になると思います。
はちみつの賞味期限や、保存方法を簡単に解説するので参考にしてください!
風味は、2年くらいで落ちてくる!
はちみつの容器に貼ってあるラベルのほとんどは、賞味期限を2年ほどにしてあります。
賞味期限を2年にしているのは、はちみつの風味が2年くらい経つと落ちてくるため、賞味期限にしているようです。
ですが、はちみつは高い殺菌力・抗菌力を持っているので、基本的には腐ることがありません。
天然のはちみつで、かつ保存状態がいいものなら2年以上経過しても成分は変化しません。
ただ、おいしく食べるのならラベルの表示通り2年で消費してしまうのがいいでしょう。
賞味期限が切れてしまったとしても、品質に問題はないので料理の隠し味に使ったり、スキンケアなどに利用するといいかもしれません。
はちみつは冷蔵庫ではなく、常温保存で!
はちみつを保存する時は冷蔵庫ではなく、直射日光のあたらない湿気の少ない場所で、常温保存するようにしましょう!
冷蔵庫で保存すると、はちみつの中にあるグルコースという成分の性質で、白く固まる「結晶化」という現象が発生します。
結晶化してしまっても品質には問題無く、湯煎すれば元通りになります。
ですが、湯煎時に加熱しすぎると、はちみつの香りが飛んだり、栄養素が壊れてしまうことがあるので注意が必要になります。
はちみつは、常温で食器棚などに置いておくのが一番長持ちする保存方法です。
ただし、はちみつがプラスチック容器に入っている場合だと、長期保存したらプラスチックのニオイが移ってしまうことがあるので、瓶に入れ直した方がいいでしょう。
はちみつを使った後は、瓶のフタをしっかりと閉める
はちみつをパンに塗ったり、料理に使ったりした後は、フタをしっかりと閉めるようにしましょう!
水分がはいると、はちみつの品質に変化が起こってしまう場合があります。
フタの周りや瓶に、はちみつが付いたままにしておくと、スキマができやすくなるので、汚れたらキレイに拭きとるようにしてください。
また、はちみつをすくった後のスプーンや、口をつけた後のスプーンを再び瓶の中に入れないようにしてください。
殺菌力の強いはちみつですが、使用済みのスプーンを使うと、まれにカビが生えてしまうことがあるようです。
瓶をキレイにして、きちんとフタを閉め、使用済みのスプーンを使わないようにすれば、はちみつは長期保存することができます!
はちみつを長く楽しもう!
はちみつは、長期保存をすることができる食品です。
賞味期限はありますが、食べられなくなる訳ではありません。
賞味期限が切れてしまった場合でも、スキンケアや料理の隠し味に使うことができます。
冷蔵庫ではなく常温保存をして、長くはちみつを楽しみましょう!