調味料としても使える!はちみつを使った5つの料理方法
「はちみつは、健康にいいから食べたいけど、なかなか食べる機会が少ない」と、
結局ホットケーキにしか掛けないという人が多いのではないでしょうか?
日本人は、あまりはちみつを食べないと言われています。
最近になって、健康食品としてはちみつが見直されていることと、国産はちみつの需要が伸びていることから「はちみつを日常的に食べたい!」と思っている人は増えています。
いまいち食べ方が思いつかないという人に、はちみつを調味料として使う料理や調理方法を紹介するので、実践してみてください!
1.砂糖の代わりに使う
はちみつを砂糖の代わりに使います。
白砂糖には無い栄養成分がはちみつには豊富に含まれています。
砂糖の代わりに使うことで、いつもの料理や紅茶、コーヒーでも栄養をとることができます。
また、はちみつ大さじ1杯の甘さは、砂糖大さじ3杯ほどに匹敵するくらいの甘みと言われています。
カロリーをカットすることもできるので、ダイエットにも最適です。
はちみつは、高い抗菌性があり、長期保存をすることができるので、調味料としての使い勝手がいい食品です。
賞味期限が切れても腐ることは少ないので、期限が切れてしまったはちみつを調味料として使ってみるといいかもしれません!
2.お肉を柔らかくする
せっかく良いお肉を買っても、焼き方ひとつで硬くなってしまったりします。
また、安いお肉はどうしても硬くなってしまいます……
ですが、はちみつに15~30分ほどお肉を漬けておくと、焼いてもジューシーで柔らかくなります。
はちみつの糖分がお肉の中に浸透することで、焼いた時にお肉のタンパク質が縮んだり、硬くなったりするのを防ぐため、柔らかく焼き上げることができます!
はちみつに含まれるグルコースとフルクトースは熱が加わると固まるので、お肉の表面をコーティングし、肉のうま味や肉汁を閉じ込めます!
お肉を焼く前にはちみつに漬ければ、柔らかくジューシーに焼き上げることができます!
3.魚の臭みをとる
魚料理の生ぐさいニオイが苦手という人も多いと思います。
特に、お子さんは魚嫌いの原因になってしまうこともあります……
調理の際に、はちみつを使うと、魚の臭みをとることができます。
魚が生臭いのは、アミンという成分が空気中に溶け出すことで発生します。
はちみつを魚に塗って焼いたり、煮魚や照り焼きなどに砂糖代わりにいれると、アミンの効果を抑えることができます。
また、はちみつは醤油と相性がよく、さらに香りがよくなったり、味にコクがでるので、オススメです!
4.煮物にいれて、コクを出す
煮物を作る時に、砂糖とみりんの代わりに、はちみつを入れるとコクがでて、おいしく仕上げることができます。
野菜の煮物の場合は、野菜のもっている甘さにほどよくマッチした自然な甘みを味わうことができますし、ニンジンやレンコンなどの変色を防ぐこともできます。
肉や魚の煮物は、肉は軟らかく、魚の生臭さを抑えて、うまみの増した煮物になるのでオススメです。
ただし、はちみつは60度以上の温度になると栄養素が壊れてしまうので、あくまでもコクと自然な甘みを出すという程度に考えておいた方がいいかもしれません。
5.ごはんをふっくらと炊く
ご飯を炊く時に、はちみつを入れると、ふっくらと炊くことができます!
「はちみつを入れると、ご飯が甘くなりすぎそう」と思ってしまいますが、はちみつが米の内部に浸透して、保水性を高め、加熱されるとアミラーゼが米のデンプンを糖に変えるので、甘くてふっくらとしたご飯に炊きあげることができます!
お米をといだ後に、はちみつを小さじ1杯ほど入れてみてはいかがでしょうか!
まとめ
はちみつを調味料として料理に使う5つの方法
- 砂糖の代わりに使う
- 肉を柔らかくする
- 魚の臭さみをとる
- 煮物にいれて、コクを出す
- ごはんをふっくらと炊く
はちみつを食べようと思っても、なかなか食べる方法が思いつかない物です。
お菓子にしか使わないのはもったいないので、日常的に調味料として使ってみて下さい!
はちみつを加えるだけで、料理がおいしくなるので今日から試してみてください!